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JOIN ブログ「日々是吉日」
今日から活かせるBtoB PRのノウハウや事例をお伝えするブログです。

広報担当者にとって日々の社内業務に最適なカメラは どんなものがあるのか、予算別にまとめてみました。2020 年 春バージョンです。

「広報担当者にとっての写真撮影 広報担当者が自分で写真撮影をするシチュエーション」

① イベントレポート: 社内のイベント、社外での展示会出展、セミナー講演など

② 採用広報: スタッフの日々の雰囲気、社員インタビューなど

③ 記事作成: WEB のブログ記事や SNS 投稿など

④ 事例取材: 顧客へのインタビュー、現場取材など

⑤ その他 : 役員や社員のポートレート、製品撮影など

写真はシャッターを押せば誰でも一応は撮れます。ただ、企業によってブランドを毀損する悲惨な写真を広報に使っていることも多いです。プロの仕事は、ロケハンや事 前の準備、カメラ以外のライティングなどの機材など必要となるものも多いので、広 報担当者が無理をせずにプロにお任せしてしまった方が高品質でコスパも良い場合も あります。ただ、プロにはできない、その場に関わっている人にしか表現できない現場感や魅力 もあるので、広報担当者はそれを写真撮影できれば良いと思います。

「どのメーカーにすれば良い?」

日本は世界一のカメラメーカー大国なので選択肢は多すぎるぐらいにあります。カメ ラやレンズの性能、故障時にすぐにサポートを受けられるか、広報担当者が手軽に持 ち運べて扱えるか、わからない時に周囲のプロカメラマンに質問しやすいか、などいろいろ理由はありますがここはあまり悩まずに、「ソニー → キヤノン → そ の他」の順番で検討しましょう。

新製品も次々に登場するので、いつのタイミングで購入すれば良いか悩むかと思いま す。カメラメーカーは毎年 2 月の展示会に合わせて新製品を発表するので、旧製品の 値段も下がる春の時期の購入は最適です。

プラン A 予算 25万円程度 レンズ交換式のミラーレス ハイアマチュアモデル

Photoshop や Lightroom での RAW 現像ができるのであれば、このプランが絶対にお すすめです。いろいろ追求できることも多いですし、撮影がうまくいかなくても編集 時にカバーできる可能性も高いです。デザインやアートが好きでハマれば、写真を一 生楽しめます。もちろん、高品質な広報写真も撮れるようになります。

2020 年現在、どのハイアマチュアモデルカメラを買ってもカメラ本体の性能は充分 にレベルが高いです。どちらかと言えばシーンに応じたレンズ性能の方が大切です。 カメラ本体と標準レンズが一緒になったレンズセットを購入しても良いですが、カメ ラ本体と同じぐらいの価格の高品質レンズを 3 本ぐらい買い足して揃えておくと最強 です。

あと、広報写真は室内で撮影することが多いのでストロボは必須です。5 万円 ぐらいするメーカー純正ストロボ以外にも数千円の中国メーカー(NEEWER など)の ものでも良いです。その他に、レンズフィルター、予備バッテリー、カメラバッグ、 三脚など周辺機材も必要です。

30 万円以上するハイエンドプロフェッショナルモデルのカメラと比較して軽いので、 プロで使っている人もいます。動画性能も高いので、写真撮影に慣れたらインタビュ ー動画にも充分に活用できます。

このクラスでは、ソニーのαが現在最も勢いがあり充実しています。こちらのズームレンズセットを購入して、徐々に良いレンズを買い足していくのが良いでしょう。

プラン A ではこれぐらいのレベルの写真が撮影できます。

 

プラン B 予算 10万円程度 レンズ交換式の一眼レフ エントリーモデル

プラン A のハイアマチュアモデルとの違いは、シャッタースピードの速さ、暗いとこ ろでの高精細さ、フルサイズ or not などがありますが、広報写真に使う場合はプラン B でも充分です。より軽量になるのでこちらの方が使い勝手には優れています。

このクラスは、キヤノンのKISSシリーズがコスパに優れています。持ち運びしやすくて、手に納まりが良いです。

プラン B ではこれぐらいのレベルの写真が撮影できます。

 

プラン C 予算 5 万円程度 レンズ交換のできないコンパクトカメラ(ただし、バリアングル)

コンパクトカメラでも大型のカメラの補完になるぐらいの 15 万円ぐらいするものもあ ります。よりお手軽価格のものは、最近のスマホカメラの性能が高いのでコンパクト カメラの意義はちょっと低いです…。撮った写真をすぐに編集加工して SNS に投稿で きるなら、ネット接続のコンパクトカメラもありますが、スマホの方が圧倒的に便利 です。ズーム性能もありますが、それは自分の足で近寄れば解決できるので、コンパ クトカメラの利点があるとするとバリアングルという画面を傾けられる撮影のしやす さです。インタビューの臨場感ある撮影がスマホよりしやすいです。※ただし、この ポイントは次のプラン D でご紹介するようにスマホ+ジンバルで解決できます。

このクラスのコンパクトカメラなら、ソニーのサイバーショットが筐体デザインがスマートでかっこいいです。液晶も明るくて見やすく使いやすいです。

プラン C ではこれぐらいのレベルの写真が撮影できます。

 

プランD 予算1万5千円+スマホ スタビライザー(ジンバル) + iPhone 11 Pro

映画監督が iPhone を駆使して照明などの機材を使って、すごい映像を作ってしまう 最近です。広報写真でもスマホを活用できます。ポイントはスマホカメラを固定しや すくすることです。普段と同じように両手でスマホを構えるよりも、スタビライザー (ジンバル)という機材を使えば面白いアングルで撮影できます。スタビライザーは 手ぶれを抑えることができるので動画インタビューにも最適です。

機動力が最も高い!写真も動画も面白いアングルで撮りやすい!ネットワーク接続も シームレス!ということでこれからの広報担当者には一番のおすすめプランです。

小型でリーズナブルなスタビライザー(ジンバル)では、DJIが最も優れています。DJIはドローンの最大手の中国メーカーです。日本語アプリケーションも使いやすく、機能も優れています。

プラン D ではこれぐらいのレベルの写真が撮影できます。

 

「まとめ」

つらつらと書きましたが、長年、広報写真の撮影や初心者向けの写真教室を開催して きた経験から、2020 年春 現在のおすすめはこのようになりました。予算や意向に合わせて、プランは D → B → A → C の順で検討してみてください。

 

ご相談やご提案依頼などお気軽にお問合せください。
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